回覧板、見るんかい、見ないんか~い
町内会を回る回覧板。
我が家にも回って来た。
「ほ~、下水道工事に伴う通行止めですか・・・あ、でもうちは直接関係ないな。」
私達はあまり通らない道路での工事。
モラ夫が見ると思い、リビングの入り口にある棚に置いた。
2~3日経っても回覧板は微動だにしない。
「ねえ、回覧板見た?」
「え?回覧板なんてどこにあるの?」
はあ~~?
毎日回覧板の横を通ってますけど、何回も。
「そこ、入り口の棚の上。」
「こんなとこに置いたって分からんだろ。」
「・・・・」
いやいや、分かりますけど・・・一番分かりやすい場所だと思いますが。
たまに、バッグやタバコなどを置いてましたけど。
そして、中身を見たモラ夫
「こんなんうち関係ないじゃん。なんでいつまでも回さないの?」
「いやー、だって回覧板見るでしょ?」
「こんな関係のないの見てもしょうがないじゃん。早く隣に回せや!」
「・・・・(怒)」
何日かしてまた回覧板が回って来た。
郵便受けに入っていた回覧板を持ってきたのはモラ夫。
中身は農業用品の通販で我が家には必要ないので、早々にお隣に回した。
すると、1~2日してモラ夫
「あの回覧板どこやった?」
「え?農業用品の通販みたいだったから、もう隣に回したよ。」
「俺まだ見てないじゃん。」
「だって・・・農業用品なんてうちは要らないでしょ・・・農業してないし。」
「回覧板なんだから必要な物がなくても一応見るもんでしょ。」
「え?・・・・」
「見たかどうかちゃんと確認するもんじゃないの?」
「・・・・」
おい、この間は関係ないのは見てもしょうがないって言ってたのに、
今度は必要じゃなくても一応見るものだ?
あ”?
その時々で言うことがコロコロ変わりやがって!
私に対する嫌がらせか?
回覧板どうやって回すの?
そんなことが何度かあって、面倒なので内容を確認してうちには関係ないな、
と思うものはモラ夫には回覧板が回って来たことは話さずお隣へ、
関係する内容ならばモラ夫が座るテーブルに置くことにした。
ある朝、テーブルの上にあった回覧板が脇に押しやられている。
モラ夫が回覧板を見たということ。
その日私は早出しなくてはいけない日で、生ごみも出さなくてはいけない。
もうバタバタなので、ゆっくりと携帯でエロエロサイトを観ているモラ夫に
「今日、私早出でもう行かなくちゃいけないし、ゴミも出していくから
お隣へ回覧板回してる暇ないわ。
悪いんだけど、会社へ行く時に、お隣に回覧板回しといて。」
「え?回覧板?」
「うん。」
「どうやって回すの?やり方わからん。」
はあ~~~?
どうやって回すの?だと?
茶道のお茶碗みたいに回すとでも?
あんたこの間うちに来た回覧板、郵便受けから取ってきたでしょ。
お隣の郵便受けに入れとけばいいんだけど。
うちに回覧板が回って来たのが遅くて、締め切り日がせまっているし
あんたもすぐに見なかったから早くお隣に回したいのに。
仕事帰って来てからだと・・・
ああー、もう!
いちいち、いちいち使えない男だ!!
自分でやりたくない事はすぐに「分からない。」と言ってやらない。
幼稚園児じゃあるまいし。
幼稚園児でも、お隣に持って行くことくらい出来るわ!
無言でモラ夫の手から回覧板をひったくり取り、バタバタとお隣へ。
急いで戻り車で出勤。
期待した私がバカだった。
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